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フォスターケアとは?オーストラリアで猫を期間限定でお世話しよう

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こんにちは、おり(@orinote1)です。

現在、フォスターケアと言うボランティアをしていて家に4匹の猫がきています!

今回はオーストラリアでできるフォスターケアについての手順を簡単にまとめてみました。

オーストラリア今後にずっといるわけではない等「事情があって今は犬や猫を飼うことができないけれどお世話したい」という方にオススメです。

おり

私たちカップルが育てている4匹の猫ちゃんたちも後半でご紹介しますよ

目次

フォスターケアとは?どんな制度?

フォスター(foster)ってあまり聴き慣れない言葉ですよね。

直訳すると「(実子のように)育てる、養育する、世話する」という意味。

フォスターケアとは

保護されたペットたちを自宅で一時的に預かるボランティアのことです

 

一時的にお世話っていうことは里親になるわけじゃないんだね

 

そうそう!
里親にもらわれるための準備期間っていう感じかな。
人間との生活に慣れてもらう期間だよ

そうなんです。

フォスターはアダプト(adopt)・里親とは違う、ボランティアの一環。

里親は引取った子と生涯を共にする家族ですが、フォスターは期間限定の家族なんです。

(日本にもフォスターの制度はあるようです!)

フォスターには新しい家族に出会うまでの間、心身のケアをしながら一緒に過ごすという大切な役割があります。

人間との生活に慣れるというだけでなく、里親に出すために予防接種や去勢手術などもフォスターの期間に行われます

つまり…

ただ猫や犬をお世話をするだけだと思うと少し違っていて、場合によっては動物病院のアポイントメントがあったり、薬の投与があったり、と責任重大。

ある程度お世話の仕方を知っている人に好ましいかもしれません。

フォスターになるまでの手続き

画像出典:https://sydneydogsandcatshome.org/

私たちが登録したのはSydney Dogs and Cats Homeという団体。

フォスターケアで調べたらこちらの団体とRSPCA NSWという団体が最初にヒットしました。

おり

猫ちゃんたちの受け入れに至った手順を書いてみたので、検討している人はご参考までに!

フォスターケアプログラムの手続き

STEP
注意事項の確認

まずはHPに書いてある注意事項を確認しましょう!

重要な確認事項
(私たちの例)
  1. 安全な室内環境があること
    • 猫の場合は室内のみ、外に出してはいけません
  2. 車などの移動手段があること
    • 引き取りに行ったり、病院に連れて行ったり、自分で所有している移動手段が必要です
  3. 2週間隔離できるスペースがあること
    • カーペットじゃない床(タイルや石など)の部屋で2週間過ごしてもらい病気でなかったら他の部屋もOKになります

こちらが私たちが使っているフォスターケアプログラムの詳細です。

団体によって異なると思うので注意事項にはしっかり目を通しましょう!

STEP
アプリケーションフォーム

私たちが登録した団体では猫・犬・ウサギのフォスターになることができます。

猫希望だったので猫のアプリケーションを選んで登録しました。

各アプリケーションはこちらから

STEP
団体からのメールの対応

メールにてPDF40ページくらいのマニュアルが届きます。

どんなふうに育てたらいいか、何をしたらダメか、詳しく書いてあるので、特に初めて猫や犬を育てる場合はしっかりと読み込んでおいたら勉強になります。

マニュアルを読んだら、メールの指示に従い再度もっと詳しいアプリケーションフォームを記入。

その後、「完了したよ」と団体にメールをすると、フォスターが必要になった段階でSMSで連絡がくる仕組みです。

STEP
猫の状態について電話でお話

登録して数日後、SMSでこんな連絡が来たのですぐに電話しました。

ちなみに、このSMSへの返信が早ければ早いほどフォスターできる可能性は高くなるようです。

早い者勝ちなのかもしれません。

STEP
「受け入れられそう」と思ったら書類にサイン

状態を聞いて自分たちでは難しそうなら断れます。

私たちの場合まさか初回で4匹(お母さん+子猫3匹)くると思っていなかったので驚きましたが、猫を飼っていたことがあるので受け入れることに。

初めての受け入れだったので、メールで2つの書類が届き、それぞれにサインしました。

提出が必要な書類はこのほかに現住所が載っている本人確認資料(運転免許証など)だけです。

STEP
猫を迎えにいこう

これで全て完了です!

あとは車で猫を迎えに。

餌やトイレの砂、トイレのトレー、ご飯の入れ物、ブランケットなど沢山もらうことになるので車のトランクもスペースがある状態にしておきましょう!

フォスターケアプログラムについて

フォスターになるに当たっての一番の感想は「簡単にフォスターになれるんだな」ということ。

逆にこんな簡単だったら悪い人もフォスターになれちゃう?と少し心配になる程、スムーズにことが進みました(笑)

※アプリケーションのところで過去に動物に関する犯罪を犯していないか、みたいな感じの質問もありますし、こちらの個人情報も提出しているのでその辺で大丈夫なのだと思います。

猫たちの生活に必要なものは一式レンタルで借りれるので(餌ももらえます)負担は一切ありません。

病気の場合は動物病院からもらった薬をあげたり、時にはミルクを飲ませたり(まだ小さい場合)など、大変な度合いは猫ちゃんの状態によって変わります。

おり

私たちの場合は全員が手術後だったから、「順調に回復しているか、傷跡を舐めていないかチェック、薬の投与…」と私的には少しハードル高めでした(笑)

とは言え…

適切な部屋があって、毎日数時間可愛がってあげられるなら誰でもフォスターになれる、素晴らしいプログラムだな〜と感じています

フォスターケアはこんな人におすすめ

私が個人的に思う、フォスターケアプログラムを使うことをお勧めしたい人についてまとめてみました。

こんな人にオススメ
フォスターケアプログラム
  • 毎日猫との時間を十分にとれる人(1日数時間でOK)
  • 長期ではペットを飼えないけどお世話したいと思っている人
  • 困っている猫犬・シェルターなどを助けてあげたいと思う人
  • 体調をしっかり観察して、適切に動物病院やシェルターに連絡をできる人
  • 皆んなが人懐っこいわけじゃないので辛抱強くコミュニケーションをとってあげられる人

ウンチやおしっこの片付け、吐いたときの処理、薬を飲ませる、健康チェックなど大変なこともあるかもしれませんが、皆んな可愛いのできっとメロメロになっちゃいます(笑)

私たちの家族の一部になった猫ちゃんたち

最後に、私たちの期間限定家族になってくれた猫ちゃんたちをご紹介します。

4匹全員をこの動画で見れます

https://twitter.com/orinote1/status/1319115538417676288

みんなの名前

黒猫:レオくん

灰色ミックス:ルナちゃん

三毛猫:ルーシーちゃん

お母さん:アーウェン

寝起きの瞬間

子猫たちはすぐに新しい環境に慣れることができたようで毎日走り回っています。

遊び疲れたらみんなでお昼寝

が、お母さん猫は警戒心強めなタイプ。

上の動画には写っていますが、まだいい写真が撮れていません(笑)

お母さん猫はまだ抱っこさせてくれないのですが、子猫たちは眠かったら私たちの上で寝てしまうまでに。

一番甘えん坊なレオくん

一人一人個性があって毎日がとっても楽しくて、一応私たちがボランティアですが逆に猫たちがうちにボランティアしに来てくれたみたい(笑)

今回はフォスターケアプログラムについてご紹介しましたが…

今後ペットを飼う予定の方は可能な限り、ペットショップやブリーダーから購入するのではなくシェルターからの引き取り・購入をしましょう!

では、今回はこの辺で!

もしリクエストやご質問などあればお気軽にツイッターやお問い合わせからご連絡ください。

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