
国際恋愛・国際結婚を親から反対されたらどうしよう?
とても順風満帆に見られがちな私たちですが実はつい最近まで両家から反対を受けていたんです。
実は…親の反対により一度別れかけたこともあります
同じように親からの反対を受けて悩んでいる方がいらっしゃったら、私の体験が少しでも希望になるかもしれない、と思ってこの記事を書くことにしました。

私たちが親からの反対を受けてどう乗り越えたか、是非最後まで読んでくださいね!
国際恋愛・国際結婚、親からの反対
シリアスなトピックなのでいつのタイミングで書こうかな、と思っていたこの話題。
ツイッター(@orinote1)や質問箱でも質問をいただいたし婚約もしたので、そろそろ書いてもいい頃だろう!と思って書き始めました。
実は順風満帆ではなかった

私たちはもう3年半くらい付き合っていますが家族の反対がなくなったのは実は今年に入ってからです。
関連記事:【国際恋愛】ブログ作りました!オーストラリア人彼との3年の馴れ初め
親からの反対により、付き合ってから3年近くは2人で何度も涙したことがあります。
両家からの反対にあい、
自分の愛している人を家族から拒絶されるってこんなにも苦しいんだ
と絶望的な気持ちになったことを今でもはっきり覚えています。
でも、結果的に今お互いの家族に認めてもらえて関係も良好です。
諦めずに頑張ってきて本当によかったなと感じています。

私たちが具体的に家族からどんな反対をされたか見ていきましょう
私の家族の反応
私が結婚を前提に付き合っている外国人の彼氏がいると打ち明けた時、私の両親はそこまで拒絶反応は起こしませんでした。
留学も海外旅行も行きまくっている娘が外国人の彼氏・・・
「分からんでもない、仕方ない」と思ったことでしょう(笑)
ダイレクトに私に言ってこなかっただけで恐らく少しは不安に思っていたり、ベストではないと思っていたりしたかもしれませんが、割とオープンに話を聞いてくれました
基本的には私の幸せを一番に願ってくれていて、元々海外にも住んだことがある両親なので外国人と言うことへの偏見は、海外に出たことがない親御さんよりはなかったのかもしれません。
問題だったのは祖父母でした(笑)
このケース、多分他の方もありますよね?
世代が大きく違うので国際結婚や国際恋愛に対してまだまだ理解が追いついておらず…
最初に外国人と付き合っていると伝えた時から実家に帰って祖父母に会うたび
「結婚は日本人としなさいね~」
「地元に戻ってきてね~(外国に行かないで)」
と言われていました(笑)
笑ってごまかしていましたが、言われていい気はしません・・・。
祖父に関してはメールで
- 国際結婚の離婚率
- 幸せにならない可能性
- おりのことを思うと日本人と結婚してほしい
とすごくいろんなことを送ってきました。
誰もが私のことを真剣に想って心配して言ってくれているのは重々承知でした。
でも、ここまでダイレクトに言われると精神的にダメージを受けます。
このことで彼に電話で泣きついたこともありました(笑)
私がとった行動
この時私がとった行動はシンプルに「そっとしておく」です。
お互いヒートアップしても何も生まないだろうと感じたので、一旦彼の話はそこまでしないようにしました。
そして、ほとぼり冷めた頃に直接引き合わせました(笑)
実際に会ったら…

人間たるもの、目の前にいる人に厳しいことは言い難いもの
直接彼に会ってもらって、良さを分かってもらえばいいや!と思って付き合ってから3年して初対面をしてもらいました。
見事私の予想は当たり(笑)
- 彼が日本語が上手なことに感動
- 日本文化にも理解があることを認識
話してみなければどんな人かわからなかったので、会ったことで安心感を与えられたのだと思います。
祖父母も仕事の関係で少し前まで海外を本当に飛び回っていたこともあり、意気揚々と世界地図を引っ張り出してきて、彼が住んでいた国や、ルーツのあるエリアなど、祖父が訪れた国の思い出など、色々と話が弾みました。
私の彼のようにオーストラリア人だけれどもルーツは別の国だと、自分だけじゃなく家族も一つの国だけじゃなくていろんな国のことを知ることができ、また色んな文化を経験できるのが良いですね!
家族を巻き込んで色んな新しい発見があるのは国際恋愛の醍醐味かもしれません。
彼の家族の反応

彼の家族は
- 日本人!?絶対ダメ
- 同じ宗教の同じ地域出身の人を選びなさい
- オーストラリアの国籍目的じゃないの?
という形で反対のオンパレード(笑)
最初の反発は私の家族よりも大きいものでした。
宗教について
宗教の問題についてはまた次の機会に書こうと思いますが、やはりこの壁は厚いですね。
なんで宗教の違いで私が拒絶されなきゃいけないの??
あなたたちに私をジャッジする権利はない!
と最初はとてもショック&怒りを覚えました。
でもご両親が反対した理由は至って真っ当。
今ではちゃんと理解できています。
何かの宗教を信仰していても信仰心が薄い人なら日本人の感覚と似ているかもしれませんが、外国ではそうなじゃいケースも多いと思います。

国際恋愛をしている方で宗教の話をしていなければ、できるだけ早い段階で話し合うことがおすすめ!
私たちは付き合い始めた時から宗教の話をしていて、この3年半少しずつ理解してきました。
一夜にして理解できることでもないですし、場合によっては宗教感の違いで別れを選ばないといけないこともあると思います。
(私たちは一緒の方向を向けないのであれば別れようという話をしていました)
宗教の話はこの辺にしておきますが、彼の家族の場合は彼が私と付き合っていると両親に打ち明けた時(バレたのですが)すごく議論になり彼はとても心を痛めていました。
あんなに彼が泣いているのを見たのは初めてでした。
それくらい家族からの反対ってキツイんですよね。
日本に行けない⁈
彼の両親の反対はかなり強く、実は3年半付き合っていたけれど彼が日本にきたのは今年2019年GWが初めて。
3年半付き合っていて初めてだったのはズバリご両親が彼が日本に行くことを禁止したから!(笑)
なので、毎年海外やオーストラリアで再会していたのです。
とは言っても別に彼の両親が悪いわけではなく、ちゃんとした理由はありましたし、当初は学生同士。
「禁止しておけばどうせすぐ別れるだろう」と思ってのことだったと思います(笑)

3年半経って婚約するとは思ってなかったはずだよw
そんなこんなで実は結構大変なこともありながらも彼が諦めずに家族と向き合ってくれたおかげで3年目にして初めて(下記事)で彼の家族に会いました!
幸せが溢れた彼の両親との初対面

家族に会った話についてはまた別の記事で詳しく書いたので、ここでは結論だけお伝えすると…
詳しくはこちら:【国際恋愛】彼の実家へ〜ご両親と初対面〜
そのあたたかさが、フェイクではなく本当に心優しいご両親と兄弟なんだな・・・と心で感じられるリアルなぬくもりだったので色んな意味で安心しました。

正直言って数年前にはこんなにあたたかく迎えてくれるなんて一切考えられなかった…(笑)
私も頭ではご両親が反対している理由はわかっていましたが、どこかで私のことを理由もなく毛嫌いしているんじゃないか(会ったことも話したこともないけど)とネガティブな感情がありました。
なので、初対面の時は感慨深さが半端なく、彼の家族からサプライズで婚約をお祝いされたときは思わず泣いてしまいました(笑)
ここだけの秘密ですが(彼もブログを翻訳して読んでるのでそのうちバレますが・・・)プロポーズより嬉しかったです。笑
親の反対を乗り越えるためのアドバイス
私が3年半の国際恋愛&親の反対を受けてきた中で、乗り越えるポイントだったと思うことをシェアします。
焦らずに時間をかけよう!
焦らずじっくり時間をかけて二人で反対を乗り越える
これに尽きます。
おそらく親の反対に効く特効薬はありません。
私たちの場合3年半かかりましたが、結果オーライですよね!
例え反対されても、二人が二人でいて幸せで、今後もその関係を続けていきたいのであれば、その思い小出しにしてアピールし続けるしかないのかな、と思っています。
情報を少しずつ伝えよう!
時と場合によりますが私の彼は家族に対してちょっとずつ
「日本ではね・・・」
「おりは〇〇が好き」
「日本食はね・・・」
「日本語ではね・・・」
と彼の家族に対して日本=アジアの国という漠然としたものではなく、少しずつ親近感を持ってもらえるように小出しでいろいろと情報提供をしていたらしく、よくその話を私は聞いていました。
時間はかかるかもしれませんし、全ての人に当てはまるとは思いません。
でもそもそもその人がどんな人なのかわからなければ、理解しようがありません。
情報を一気に伝えるのではなく、ちょっとずつ出していくことで大きな拒否反応が避けられるのではないかと思います。
最後は直接会わせちゃおう!

話し合っているよりも実際に会ってもらう方が話が早いかも!
私も祖父母については詳しく話さず、とりあえず会ってもらうことにして成功しました。
話し合っても平行線であれば一度会ってもらえば良い方向に動き出すかもしれません!
親に会わせる際に気をつけるべきことについてはこちらの記事で書いています↓
関連記事:【国際恋愛】両親と初対面!〜外国人彼氏を親に紹介①準備編・気をつけたポイント〜
最後に
反対される理由や反対の強さ、人それぞれ違うストーリーがあると思います。
私たちのように家族・親戚などから反対されていて悩んでいる方がいれば、この状態はいつの日か変わる可能性がある!という希望を持ってパートナーとともに諦めずに頑張って欲しいです。
私たちのように3年半も反対されていたのに、今は幸せな関係を築ける可能性もあるので、人生何があるかわかりません(笑)
逆に、正当な理由もなく(差別や偏見で)反対されるのであればそれは相手が悪いので、反対されても自信を持って二人で強く頑張って行く方向に切り替えるべきかもしれませんね。
国際恋愛だと余計に文化の違いや偏見などで反対される可能性が高いのかな、と思いますが日本人同士でも基本は同じ。
一歩一歩の積み重ねで、時間が解決してくれることもある、と信じていきましょう♩
私の体験談を語ってみましたが、いかがでしたでしょうか。
では今回はこの辺で!
See you soon! byおり
