こんにちは、おり(@orinote1)です。
今日はちょっと海外のニュースについて重いお話からスタートですが、中盤から旅の思い出を語ります。
はじめに
スリランカでのテロについて、悲しい思いで胸が痛いです。
犠牲になった方の中には日本人の方もいらっしゃると言うニュースが入ってきました。
何人だから、どんな宗教を信仰していたから、考え方がちょっと違うから、そんなことで罪なき人が犠牲になる世の中が心底私は嫌いです。
これは、世界的に見たらテロだったり紛争だったりしますが、身近な所でもそうゆうことって沢山ありますよね。
学校だったらイジメ、会社でもパワハラ・セクハラという名のイジメ・犯罪が起きていて、沢山の若者や社会人が命を絶っている、それもまた私は同じことだと思っています。
少しでも世の中が暖かい優しい場所になることを心から願っています。
そのためにも些細なことですが私は最低限自分の身の回りのことに対しては見て見ぬ振りをしないよう、心がけています。
そんなちっぽけなことが連鎖して、少しでも優しい世界を作っていけたら良いなと思います。
今回の犠牲者の方とその周囲の方へ、心より御冥福をお祈りいたします。
インドの下の小さな国との出会い
実はスリランカは私の一人旅デビューの国。
とても良い思い出がたくさんあります。
このブログでは海外旅行についても書いていきたいと思っていて、その第一弾はスリランカにしよう!と決めていました。
そんな時、この事件が起こり、投稿して良いものか悩んだのですが、今回のような悲しい事件があったことは変えられませんが、敢えてここではスリランカの明るいステキな思い出を書かせていただきます。
近い将来、また日本から気軽に旅行に行けるような状況になる事、世界が少しでも優しい場所になることを願いながら。
私がスリランカに行ったのは大学生の頃。
なんでスリランカに行こうと思い立ったかというと、簡単に言ってしまえばいろんな偶然が重なったというのが一番なのですが、一人旅したいな〜と思っていた時に周りにスリランカ経験者が3人ほどいて、一人旅にはとてもおすすめだよ!と口を揃えて言ってくれたことがきっかけでした。
インドの一人旅はちょっと怖くて、スリランカなら怖くない、と謎の理論が私の中で成立して思い切ってチケットを買いました。
滞在は1週間程度。
1週間のことを事細かに書きたいところですが、あまりにも多くのことがあったので細かく書くのではなく思い出の写真と共に簡単に振り返ります。
一人旅の思い出
まず初日私は大好きなタイ航空でバンコク経由でスリランカへ向かいました。
(なぜ好きかというと…それはまた別の記事に書きたいと思います。)
宿もとらずに向かったので、バンコクのトランジットで宿を探してポチッと。
バンラダナイケ国際航空に降り立ったのは深夜。
そこから宿までタクシーで行ったのですが、女性専用ドミトリーを取ったのに朝起きたら全員白人男性半裸でした…!
幸いにもみんな優しい普通の観光客だったのでことなきを得ましたが一人旅は出だしからめちゃくちゃ面白かったです(笑)
コロンボ、ニゴンボではあまり長く滞在せず、観光地と呼ばれるようなところを回りました。

ニゴンボ⇄コロンボの移動は格安の電車で。
景色もいいし、電車もレトロ感満載で風も気持ちよく、最高でした。
ちなみに、帰りの電車は通勤ラッシュで行きほど楽しくはなかったので、早めの時間をお勧めします。
ちなみに、コロンボでは大学を調べて大学のカンティーンで格安の現地ご飯を食べました(笑)
学生だと少し安心できるなと思って、お話ししたら日本に行ったことがある人とも話をすることができてとても楽しい交流でした。

大学のカンティーンはオープンスペースになっていて、留学時代のタイの大学を思い出しました。
このカレーは確か100円しないくらいだったはず。
この後は長距離バスに乗って(観光客ゼロ!)スリランカのバスはローカルしかいないのですごく面白い経験になりました。
キャンディという北のほうへ。


私はこの旅で、キャンデーを拠点に数日間行動しました。
キャンディー自体は小さい町ですが、徒歩でたくさんの名所に行くことができて町歩きは最高に楽しかったです。
小さなスパイス屋さんや、伝統的なクリーニング店、お寺を始め本当に見所がたくさんあります。
キャンディーから有名な電車(窓から身を乗り出して終始絶景を楽しめます!)を使ってヌワラエリヤと言う茶畑で有名な場所へ行き、また次の日にはシーギリヤロックも。


なんだかSATCみたいな感じでめちゃめちゃキマってる!と思わずパシャり。
とにかく、素敵な場所で写真だけでは伝わらないので、安全になったら是非また行きたいくらい好きな国です。
私の旅行先での恒例行事。
旅先からのお便り。
皆さんは旅行先で必ずすることってありますか?

その後、キャンディーから最後の目的地ゴールと言う城壁に囲まれた街へ。
この街は私のいちばんのお気に入りでした。
おしゃれな雑貨屋さんもあったりして、特に女子におすすめ。
歩いて廻れる小さな街ですが、至る所から歴史を感じる石造りの要塞などがあり、かと思えばすぐ近くにポニーがいたり、すごく面白かったんです。
帰国前、朝焼けから灯台を眺めていたら思わず涙が出そうになるくらいの息を呑む綺麗さでした。

最後に
一人旅に出る前は、一人旅って孤独なんだろうなって思っていたのですが、1ミリたりともそんな事を考えることもなく、一人旅の楽しさを教えてくれたスリランカ。
本当にありがとう。
毎日優しいスリランカ人に出会い、町を案内してもらったりご飯をごちそうしてもらったり(これは運が良かっただけで危険を伴うので今後はしないように心がけますが)、道端でバドミントンをしている男子に誘われてバドミントンをしたり、ホステルのスタッフと何時間も話したり…書き出すときりがないくらい1日目から最終日まで、スリランカ人のやさしさに触れていた旅行でした。
自由気ままに好きなだけ素敵な建築、遺跡を見ることができ、地元の人とお話しでき、早朝から行動して朝日を見たり、毎日外国人ゼロのローカルバスで安くいろんな場所に繰り出したり。
1週間という短い時間でしたが、スリランカの5都市(地域)を巡って、自然を堪能し、幸せな時間を過ごすことができて本当に貴重な経験となりました。
私のように、素敵な思い出をたくさんスリランカからもらった人は多いのではないかと思います。
悲しい出来事が繰り返されないよう、祈るばかりです。
では、今回はこの辺で。
See you soon!
by ORi